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移動式粉末消火設備について

福島県いわき市で消防設備のプロフェッショナルと言えば消防設備.jpです!
日々安心のための点検やメンテナンスはお任せください!

「移動式粉末消火設備」というものをご存知ですか?

大きな消火器が入った赤い格納箱で、あらかじめ粉末消火薬剤の貯蔵容器やホース
噴射ノズルがセットされています。

外壁の無い建物、例えば屋内外の駐車場や自動車または飛行機整備工場、
火力発電所、化学工場など、油や電気火災が想定される場所に設置されていて
火災が起こった時にすぐに消火活動を行えます。

消火薬剤を大量に放出するため、煙や薬剤が充満しないような場所でしか
設置すること、あるいは使うことはできないと決まっています。

原則として、水平距離で15mの間隔を取って設置していきます。

火を消すのなら「消火器があるのでは?」とイメージされる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

消火器の役目は、あくまでも初期消火になります。

放射時間が比較的短く浸透性がないので、可燃物によっては再燃することがあります。
また、以下のように火災の種類により、消火器も3種類に分けられています。

詳しくは、消火器本体に貼ってある適応火災マークで分かります。

移動式粉末消火設備は、なんと消火器の約10本分、33kgも消火薬剤が入っていて
上記A〜Cの、どの火災も消火できる能力を持っているのです。

また「移動式」とあるように、赤い収納ボックスの中には20mのホースが格納されており
それを持って、火災が発生している場所まで移動して消火活動ができるようになっています。

火を消す能力が高いため、屋内消火栓や補助散水設備の代替設備として
使用が認められているほどです。

万が一にでも、起こってほしくないのが火災です。
しかし、不慮の事故で火災が発生することはあります。そうした際にいかに迅速に
鎮火できるかどうかが重要となります。

当社は、皆様の安全をお守りできるように消防設備の点検・工事を厳しく行っております。
お困りの方がいらっしゃいましたら、是非ご相談ください。

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